【2つが原因】鼻炎で鼻水が止まらない場合に効果的な対策
風邪を引いてないのに、サラサラとした鼻水がずっと流れ続ける場合、鼻炎が原因になっていることもあります。
鼻炎は花粉やホコリなどのアレルギー性物質が引き金となって起こる鼻の炎症です。
鼻水が止まらないまま長期間放置すると慢性化する可能性もあります。
このため、まずは原因となるアレルギー物質を特定し、適切に対処しなければいけません。
逆に血管運動性鼻炎という、アレルギー物質が原因でない鼻炎もあります。
こちらは血管の収縮が原因で、温度差によって鼻水が流れ続けます。
いずれにせよ、長く続くなら耳鼻科で診察を受けるか、アレルギー検査をしてみるのが良いでしょう。
アレルギー性物質が原因の鼻炎
ステロイド点鼻薬
アレルギー性鼻炎の場合は、市販のステロイド点鼻薬を使用すると鼻水の症状が緩和されます。
スプレータイプのものが一般的で、鼻の穴から粘膜に直接噴射して使うことになります。
ステロイドが粘膜の炎症を抑えてくれるので、早い段階で効果が期待できる薬です。
すぐにでも鼻水を止めたい場合は使ってみると良いでしょう。
スプレーするときは鼻を軽くかみ、片方の穴を塞いでから噴射します。
そして、もう片方の穴も同じようにスプレーしましょう。
抗ヒスタミン薬のような抗アレルギー薬を併用すれば症状もかなり和らぎます。
スプレータイプのものはドラッグストアや薬局で購入可能です。
種類が色々あるので、買う際には薬剤師に相談してみることをおすすめします。
血管運動性鼻炎
血管運動性鼻炎は、体温と気温の温度差が原因で鼻水が出ます。
このため、体温を調節することによって症状を和らげたり、鼻水を止めることができます。
薄手の服を持ち歩く
季節を問わず、カーディガンやシャツなど、薄手の服を一枚持ち歩くようにしましょう。
寒い場所へきた場合は上から羽織るようにし、逆に暑いところへ移動したら脱ぐようにします。
温度差が無くなれば徐々に鼻水も抑えられていきます。
血管運動性鼻炎はアレルギー性物質が原因ではないため、ステロイド点鼻薬などは効果が期待できないので注意しましょう。
以上、【2つが原因】鼻炎で鼻水が止まらない場合に効果的な対策についてご紹介しました。
他にも「ストレスで鼻水が止まらない場合に効果的な対策」も掲載しているので、よろしければご参考にしてください。