【黄色】副鼻腔炎の可能性がある止まらない鼻水対策
黄色い鼻水がずっと流れ出てくる場合は風邪が主な原因として考えられます。
風邪の引き始めの状態では、鼻水もサラサラとしていて無色透明です。
その後、風邪が治り始めると、黄色く粘りを帯びたものになっていき、最終的には鼻水が止まります。
体内のウイルスが外へと流れ出ている証拠ですので、そのまま安静にしていれば通常は問題ありません。
気が付けば鼻水も止まっていることが多くなっています。
副鼻腔炎の可能性
風邪が治っても止まらない、何日も流れ続けるといった場合には副鼻腔炎が原因として考えられます。
副鼻腔炎とは、鼻の奥にある鼻腔にウイルスが侵入し、粘膜を刺激してしまう病気のことを言います。
副鼻腔炎は鼻腔に膿が溜まっている状態で、肩こりや頭痛、鼻の奥の痛みなど、様々な症状が現れます。
このため、鼻水として流れ出てくるものも全て膿なのです。
風邪が引き金となって発症することが多く、放置すると悪化してしまうケースも珍しくありません。
アレルギー性鼻炎などの合併症を引き起こすおそれもあるので注意しましょう。
急性鼻腔炎と慢性鼻腔炎
副鼻腔炎は急性鼻腔炎と慢性鼻腔炎の2つのパターンがあります。
後者は蓄膿症とも呼ばれており、慢性化して定期的に発症する方も中にはいます。
症状が一般的に急性副鼻腔炎のほうが重いとされており、流れ出てくる鼻水の量も多くなっています。
しばらくすると鼻水が止まる場合もありますが、そのまま数ヶ月間放置すると慢性化するおそれがあります。
そのため、黄色い鼻水が長続きするようであれば適切に対処しなければいけません。
黄色い鼻水と頭痛・肩こりなどの症状が何週間も出ているなら、まず病院へ行くことをおすすめします。
内科では正しい診断をもらえない可能性があるため、耳鼻科で診察を受けることが大切です。
正しい診断結果を得られ、適切な治療を受けることができます。
また、鼻うがいで鼻の中を洗浄すれば、中に溜まった膿を洗い落とせます。
膿が取り除かれるため、一時的に黄色い鼻水を止めることが可能です。
以上、【黄色】副鼻腔炎の可能性がある止まらない鼻水対策についてご紹介しました。
他にも「【緑】2つの原因がある止まらない鼻水対策」も掲載しているので、よろしければご参考にしてください。